「経費削減」のために高額な初期費用やランニングコストが発生してしまうことを、不安に感じていませんか?

今回は、実際に導入して効果が出た経費削減の成功事例をまとめてみました。

経費削減にはどんな種類があるか

経費削減といえど、方法また目的は様々です。自社でどこが大きなコストを占めているのかを把握しそこに合わせて対処しないと非効率です。ここでは、経費削減にはどんな種類があるのかを見ていきます。

〇変動費 光熱費

もっとも、起業でのコストの割合を占めるのが光熱費(電気ガス水道)といわれています。少しのアイデアで削減する方法は可能です。

1)各種光熱費の契約の見直し
2)顧客へのDMの見直し。郵送からメールへの切り替え
3)会議を無料SNSのツール利用(ZOOM・スカイプなど)

〇変動費 消耗品

消耗品費は事務作業では必要なものですが、管理をしないと必要のない分まで使用されてしまいます。総務課や課単位での管理は必要です。

1)消耗品の使用率の分析・各課もしくは課員の利用をチェックし必要のない分は注意を促す。
2)紙からデジタル化へ(稟議書など紙で行われたものをデジタル化にする)
3)社内資料は白黒コピーへ、資料の印刷の制限や白黒コピーとカラーコピーの制限を設ける。
4)リサイクルできるものの回収を促す。部品を交換すれば使えるものは使う。

〇固定費 事務所・備品

事務所や備品など固定費はとても毎月大きな経費が掛かります。しかしながら、必要なものだという認識で見直しが取り組まれていません。

1)事務所の契約の見直し、支払い方法を変えると安くなる場合がある。
2)事務所の規模や必要な備品が本当に今の事業に必要かどうか。人数少数なのに広いスペースを借りたり、立地重視で選んだ場合、その選択が収益にプラスになっているかを検討。
3)コピー機などの備品でリースできるものはリースで対応。修理費やメンテナンス作業が削減できる場合があります。

経費削減の見直しのポイントとは

削減と節減は違う

「節減」は日常的に実は行われています。例えば、光熱費でいえば、水道の蛇口をきっちり閉めたり、こまめに電源を抜くなど、社員が簡単に自主的に取り組めるものをいいます。「削減」は日ごろ社内で無駄と認識されていないものに対して契約の見直しなどアプローチをしていきます。そのため、現状分析が非常に大事になるのです。

コストを今一度考える:第三者の目線の大切さ

経費削減の対象となりえるものがどのくらいあるか、社内で見直しするかもしくは経費削減に特化したコンサルティングに任せて現状分析をすることが大事です。実際社内としては必要だと長年利用していたものでも知らないだけで、新しい技術によって解決可能な方法も出てきています。そのため、客観的な視点はとても重要です。コンサルティングは費用がと思われるのであれば、無料で利用できるサービスもあります。例えば省エネセンターもその一つです。ぜひ利用してみてください。
詳しくは、工場の省エネ診断とは?絶対に行うべきコスト削減法 をご参照ください。

導入してよかった!効果的な最新の経費削減の取り組み事例とは

今回は外部委託したことでうまくいった事例の中で、最新のツールやアウトソーシングのご紹介をしたいと思います。

紙媒体からデジタル化へソフト導入

社内で稟議書を紙媒体で回していませんか。承認を上司に伺う手間と紙の無駄です。かといって、稟議書をデジタル化するシステム開発を自社でするのも費用がかかるでしょう。そんな時に、デジタル化するのにとってもいいのが、ワークフローの導入です。これによって人件費と消耗費の削減になります。有名なのでいえばサイボウズoffice が挙げられます。

経理代行!外部委託が功を奏するシステム

社内で経理・財務担当はとても重要です。しかしながら経理ミスがあったりするため、税理士さんへ経理代行を頼んでいる会社も多いはず。ですが代行といえば今までなら領収書のチェックや管理など最低限は社内で行わないといけませんでした。そんな悩みを解決するのがDr経理清算に代表するようなシステムです。リクルートや東急不動産でも導入されいるシステムで、領収書を写真で取ってクラウド上から送るだけですべての手続きをしてもらえるというサービス。この電子帳簿のおかげで、時間のコストも削減されたといわれています。

引継ぎも簡単に。名刺管理システム

Sansanなど、名刺をスキャンしてクラウド上で管理しCVSも出せる仕組みがあるのはご存知でしょうか。社内の転勤時でも引継ぎをするとき、名刺の束を渡してチェックしてというのを年に何回やっていることでしょう。社内でクラウド上で管理してしまえば、そのような手間も省けます。

紙で管理はもう古い!データで一括管理

紙での管理は、紙自体のコストだけでなく、保存するスペースや管理する人件費などがかかってきます。そのため、書類を紙で保管するよりもデジタル化したほうが圧倒的にコスト削減につながるのです。例えば、docomoがEvernote Business を提供しています。データ管理だけでなく、情報共有がしやすくなり作業のタイムラグ削減できます。

システムを導入しない経費削減のやり方はないのか?

もちろんあります。例えば、光熱費の見直しだけでなく、自社で設備を持つ方法や、社内の向上の設備運営のマニュアルを変える変える方法、社内の派閥などを解消し、社内の共有施設を円滑に利用させ人件費を削減させる方法などがあげられます。こちらについては、関連記事をご参照ください。

光熱費をメインで削減したい事業者様にはこちら

製造業ならば実践すべき利益に変わるコストダウン方法厳選9選まとめ

【工場が行うべきコストダウンリスト】優先順まとめ12選

工場のエネルギーを技術的な面から考えてみる

工場の省エネ対策!コスト削減できる機器、技術まとめ13選

特に水を多く利用している製造業・工場の方はこちら

工業用水道料金とその仕組み、コストダウンの方法とは

利益の最大化!工場の水道代削減手順と具体的な方法

地下水を利用する際のメリットと注意点

工場の人件費は実な以外な方法で解決する

工場の経費削減を人的要素で実現する方法とは?

まとめ

いかがでしたでしょうか。会社の業態によって経費の位置づけは変わってくるかと思います。経費削減したいけど、導入してうまくいかなかったらとお考えであれば、小さなことから解決して、外部委託をし、システムを導入するという流れを試すのはいいかもしれません。また、経費削減に特化した専門家に依頼して現状を調査してもらうのもいいでしょう。客観的な意見を聞くことも大切です。自社に合った無理のない経費削減を実践しましょう。

最後に

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