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「工場経費のコストダウンを図りたい」とお考えなら、まずは光熱費の見直しから始めるのが効果的です。

工場や製造業の経営では、消費電力がどうしても大きくなるため、水道光熱費の中で大部分を占めているのは電気代です。
電気代を削減できれば、工場経営に大きなプラスになるでしょう。

しかし、無理な電気代の削減をしてしまうと、生産性を下げてしまう可能性があります。
例えば、工場内のエアコンを止めてしまえば、電気代の大きな削減になります。しかし、そうすることで室内温度が上がってしまうと従業員の作業効率やモチベーションが低下し、生産性が下がってしまいます。また、食品を扱う工場では、むやみに室内温度を上げてしまうと食品の品質を損なう恐れもあります。そして、結果的には経費削減よりも損失の方が大きくなってしまうこともあるでしょう。

そこで、下記を参考に、一度工場内の電気代を無駄に使っていないか見渡してみてください。

    • 10年以上使っている古いエアコンは、毎年業務用クリーニングのメンテナンスを実施していますか?
    • 太陽光発電などの自家発電設備を設置すると、採算が合うようになるまで、どのくらいに期間がかかるか知っていますか?

今回は、生産性に焦点を当てて、生産性を下げることなく効果的に工場の光熱費をコストダウンできる5つのアイデアをご紹介します。

工場の生産性を下げずにコストダウンを実現する方法

以前は、工場で契約できる電力会社は、それぞれの地域で決まった電力会社としか契約ができませんでした。例えば、関東であれば東京電力、関西であれば関西電力などです。

しかし、2016年4月からは「電力の自由化」がスタートして、業種の垣根を越えて100社以上が新電力事業者として参入しました。そのため、自分たちの工場の特徴に合わせて、電力会社を選ぶことができるようになったのです。

電気代削減のためには、電力会社の変更も簡単にできる1つの方法です。また、光熱費の中でも、特に大きな部分を占めている工場の電気代(省エネ、節電)の見直しをすることは、コストダウンを実現させたいのであれば、必須であると言えます。

そこでここからは、工場のコストダウンの具体的な方法、特に電気代に焦点を当ててみていきます。工場の生産性を下げることなく、今すぐにでもできる方法もあるので、是非参考にしてみてください。

①工場内のエアコンクリーニング

工場内にあるエアコンの業務用洗浄をします。業務用洗浄をして徹底的にキレイにすると、それだけで約10%~20%の電気代削減が期待できます。

エアコンは、長期間全くクリーニングをしていないと、稼働率が悪くなり、その分無駄な電気代を支払っていることになります。エアコンを定期的にクリーニングすることで、光熱費のコストダウンになり、生産性をアップできるのです。
特に、食品工場にある大型のエアコンはひどい油汚れにより稼働率が下がっていることが多いため、定期的なクリーニングを導入しましょう。
なお、業務用エアコンの多くは大型で天井埋め込みタイプになっているため、天井部分からフィルターを外すのが困難です。無理せず、専門業者に依頼すると良いでしょう。洗浄後は、エアコンの設定温度を高くすることで、さらに電気代の削減になります。

また、現在使用しているエアコンが10年以上経過している場合は、最新式のエアコンに比べ省エネ機能や性能自体が劣っているため、新品に買い換えることを検討してみましょう。最新式のエアコンを導入することで、年間約700kWの省エネとなります。月々の光熱費に換算すると、約1〜2万円の削減が期待できます。

室内温度は作業環境に直結し、従業員のモチベーションにも影響があるので早急の見直しが必要です。
エアコンクリーニングに関しては、簡単にできるコストダウンの方法なので、今すぐにでも取り組みましょう。

②自家発電して電気代を大幅に削減

電力を自家発電すると、年間の電気料金を約15%~20%削減することができます。工場の屋根に太陽光発電などの自家発電設備を設置すると、室内温度の上昇を抑制しながら自ら電力を供給することができます。

規模の大きな工場が自家発電を取り入れると、約5,000万円の初期費用が必要となりますが、一度太陽光発電を設置すれば、約5年で元が取れる計算なので、その後は安定した工場のコストダウンが図れます。

③建物に遮熱塗料を塗装して電気代を削減

建物に遮熱塗料を施すことで、消費電力を約30%削減することができます。

遮熱塗料とは、太陽光など熱を伝えるものをはね返す効果を持った塗料のことで、種類もたくさんあります。そのため、工場の環境に合わせて、どんな遮熱塗料を施工することが最適なのか検討してみると良いでしょう。遮熱塗料は、クリーニングや自家発電と比べるとあまりコストもかからず、断熱効果は5年以上続くのがメリットです。

室内温度は2~3℃程度下げることができるため、約15%~40%以上の電気代を削減することができます。
なお、工場での高圧電力用の基本料金は、一年間で最も高い電力使用量が基本料金となります。そのため、気温が上がる夏の到来の前に遮熱塗料を施工することがおすすめです。

④LED照明を導入して電気代を削減する

蛍光灯の消費電力にに比べるとLED照明は約50%~70%の削減、白熱電球と水銀灯に比べると約80%~90%の削減をすることが可能です。
月々の電気代が約50万円の工場の場合は、月々4万円程削減することができます。

また、LED照明は熱を放出することが少ないため、室内温度に影響を与えることが少ないのもメリットです。エアコンの電気代削減にも繋がります。

初期投資も抑えて始められるので、コストダウンの方法としてはおすすめです。

⑤電気代コンサルタントを活用する

工場の光熱費を削減して生産性をあげたいのであれば、電気代削減専門のコンサルタントに依頼するのも効果的です。電気代のコンサルは、工場の電気代削減の具体的なアイデア、導入費用、初期費用などをアドバイスしてもらえます。

なお、電気代のコンサルはほとんどが成功報酬型になっているため、利用料金はかかりませんし、アイデアを得るだけでも今後の対策に役立つでしょう。

水を中心としたコストダウンと省力化と防災対策

まとめ

工場の光熱費は、マシンやシステムの稼働が必須である工場にとっては、年間単位で見るとやはり大きな金額になります。

既に多くの工場が「省エネ」や「節電」を実践していることと思いますが、省エネや節電は企業の好感度アップにもつながり、コストダウン以外の効果も期待できます。
そのため、継続的に取り組んでいただきたいものです。

最後に

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