目次
この記事でわかること
- オンサイト方式と機器販売の違い
- ミズカラ株式会社(当社)がオンサイト方式を採用する理由
- 初期費用、保守、故障時対応、契約期間の考え方
- 社内稟議で説明すべきメリットと注意点
結論
ミズカラ株式会社(当社)が機器販売ではなくオンサイト方式を中心にしている理由は、水処理プラント(自家水道や純水装置、排水リサイクル装置)を「設備を売って終わり」にせず、水の安定供給、水質管理、遠隔監視、故障時対応まで含めて運用するためです。
例えば自家水道システムは、井戸、浄水プラント、消毒、水質検査、保健所申請、下水道課金届出、上水道バックアップまで関係します。機器を購入しただけでは、これらの運用責任が施設側に残ります。オンサイト方式では、当社が設置・運用・メンテナンスを担い、お客様は飲料水の利用量に応じて契約する形になります。
ただしオンサイト方式にもお客様から見て、基本契約水量、契約期間、設置場所の無償貸与といった契約前提があります。社内では「初期費用が抑えられる」だけでなく、「長期契約として何を任せるのか」を説明する必要があります。
機器販売とオンサイト方式の違い
| 項目 | 機器販売 | オンサイト方式 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 設備購入費・工事費が発生 | 初期投資を抑えて導入しやすい |
| 所有者 | お客様 | ミズカラ株式会社(当社)側が設置・管理する契約形態 |
| 保守 | お客様が手配 | 当社が月次点検・水質分析 |
| 故障時 | お客様が原因調査・修理手配 | 遠隔監視と警報対応 |
| 水質管理 | お客様責任が大きい | 検査結果書を毎月提出 |
| 契約 | 購入後は保守契約次第 | 一般的に10年、3〜15年で設計可 |
なぜ自家水道は「売り切り」に向きにくいのか
自家水道は、水をつくる設備であると同時に、施設の運営に直結するインフラです。単に井戸を掘り、膜やろ過装置を置けば終わりではありません。
必要になる管理は次の通りです。
- 保健所への専用水道申請
- 環境局への井戸掘削可否確認
- 水道局・下水道局への配管・課金確認
- 毎月の水質分析
- 遠隔監視
- 薬品補充、消耗品交換、部材交換
- プラント停止時の上水道切替
これらをお客様が個別に管理する場合、設備担当、品質管理、総務、経理、行政対応が分断されやすくなります。オンサイト方式では、この分断を減らし、飲料水の安定供給をサービスとして提供します。
初期費用を抑えられるだけではない
オンサイト方式の価値は、初期費用だけではありません。
| 価値 | 内容 |
|---|---|
| 初期投資の平準化 | プラント設置費を一括購入しない |
| 運用責任の明確化 | 点検・水質分析・警報対応を当社が担う |
| 断水リスク低減 | 故障時は上水道へ自動切替 |
| 品質説明のしやすさ | 月次の水質検査結果書を提出 |
| 更新判断のしやすさ | 消耗品や部材を長期保守計画で管理 |
特に病院、ホテル、食品工場では、水が止まることや水質説明ができないことが大きなリスクになります。オンサイト方式は、設備費の話だけでなく、運用リスクを外部化する意味があります。
オンサイト方式の注意点
一方で、オンサイト方式は短期利用には向きません。一般的な契約期間は10年で、3年〜15年の範囲で設計できます。基本契約水量は年間使用量の80%程度を目安に設定し、契約期間中はその水量を前提に料金が発生します。
お客様に確認いただく主な前提は3つです。
- 毎月の最低使用水量を定める
- 契約年数を定める
- プラント設置場所を契約期間中、無償で貸与する
使用水量が大きく減る可能性がある施設では、契約期間や基本契約水量の設計が重要です。
契約終了後はどうなるのか
契約終了後は、主に3つの選択肢があります。
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| 解約 | プラント撤去。撤去費用は当社負担 |
| 再契約 | 初回契約単価の7割程度で再契約。1年自動更新 |
| 買取 | 残存簿価を算出して買取 |
実務上は、再契約を選ぶケースが多くなります。初回契約で設備償却が進むため、再契約ではメンテナンス・修繕中心の料金設計になります。
よくある質問
Q1. 機器を買った方が長期的に安くなりませんか?\
A. 使用水量が安定し、自社で水質管理・保守・行政対応を担える場合は購入も選択肢です。ただし、故障対応や水質説明まで含めるとオンサイト方式が合理的な場合があります。
Q2. オンサイト方式でも水質責任は誰が持ちますか?\
A. 当社が毎月の点検・水質分析・検査結果書提出を行います。飲料利用では保健所への専用水道申請も前提にします。
Q3. プラントが止まったら断水しますか?\
A. 故障や異常時はプラントが停止し、自動で上水道へ切り替わる設計です。断水を避けるため上水道は残します。
Q4. 契約期間中に使用水量が減ったらどうなりますか?\
A. 基本契約水量を下回っても契約水量分の支払いが必要になる場合があります。事業計画や生産計画を踏まえて設計します。
Q5. 設置場所はどれくらい必要ですか?\
A. 目安は駐車場5〜6台分、約25m²です。分散配置できる場合もあります。
まとめ
- オンサイト方式は、設備販売ではなく飲料水の安定供給と運用管理を含むモデル
- 初期投資を抑えつつ、点検・水質分析・遠隔監視・故障対応を任せられる
- 契約期間、基本契約水量、設置場所の前提は社内で確認が必要
- 長期的に水を多く使う法人施設ほど、オンサイト方式の価値を説明しやすい
オンサイト方式の詳細はミズカラ株式会社へ
ミズカラ株式会社(当社)では、自家水道システムをオンサイト方式で提供し、設置から運用、メンテナンス、水質管理まで支援しています。
- オンサイト方式を相談する: https://atss.co.jp/contact/
- 資料請求: https://atss.co.jp/catalog/
- 自社に合う契約形態を確認する: https://atss.co.jp/contact/
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