<大阪メトロ様との共同事業 湧水活用イラスト>

水処理技術と言えば、飲料水や純水といった有害物の除去や
冷却塔やボイラといった防食、防スケール、
汚れた排水を処理する排水処理といった
水に機能を付加したり、除去する技術が思い浮かびます。

しかし、水処理技術はそれだけに留まらずもっと広い意味での「技術」があります。

それはマッチング技術

例えば捨てる水に飲料水にするような処理はいりませんし、ステンレスといった耐食材料に防食剤は不要です。

機械の購入と違って水処理は、水質や水量、用途によって
どんな機能が必要かすぐには判りません。

なので水処理会社は、さながら町医者の様に設備全体を把握し、
どの技術がどこにマッチングするか、どれが適切か判断する力が必要です。

また、マッチング技術の中にはもっと広くニーズ開発のような事も含まれます。

排水を処理して再利用するとき、例えば飲料水にまで処理したとしても、
飲料水を使う場所がなければ余ってしまいます。

発生する原水に対して、使用する処理水質と量を時系列で整理して
再利用の可能性を探る技術。

工場内で収まる場合もあれば、地域全体で計画する場合もあります。

省エネで熱を回収する取り組みのように、水処理技術としても成立しているのです。

ミズカラでは、地下鉄から出る湧き水を公園の池に活用するという取り組みを行い
社会に貢献しております。

▷未利用だった地下鉄構内の『湧水を公園内で活用』し環境に貢献します

地下鉄だけでも公園だけでも成し得ないマッチング技術の好例と言うことができます。

このような発想には、現場を隅々まで知るお客様の気づきがキッカケになります。

この水、捨てるのは勿体ないと思ったら、まずは、水処理会社に相談して見ては如何でしょうか?

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