当社で施工した事例をご紹介します。数年前から現場管理アプリを本格導入したことにより、実際に機器メンテナンスなどの現場作業を行う女性が7月時点で2倍となっています。

このように業務内容に縛られない「女性活躍の場」に力を入れて、結果を出せています。

中小企業にも女性活躍推進に向け行動計画の策定を義務付け

2022年4月より中小企業(101人以上300人以下の労働者を常時雇用する企業)を対象に、女性活躍推進法が制定されました。

女性活躍推進法特集ページ -厚生労働省-

厚生労働省が基準を定めており、主に女性社員の活躍状況を把握し、課題分析から行動計画を策定します。

これを踏まえ、当社は義務化対象ではありませんが、個別にKPI目標を策定し、性別にとらわれない採用や働き方を行っています。

現場で活躍するアプリとその結果

当社では、自家水道システムという大型の水処理機器を扱っていることから、現場作業などは専門的知識や経験を持っている、ベテラン男性社員のみが活躍できる業務内容というイメージがありました。

しかし、上記のような固定観念を払拭し、女性や未経験の人も働きやすい環境をつくるため2つのシステムアプリを導入し活用しています。

1つ目は、ベテラン社員が遠隔から指示ができる携帯電話のカメラの活用です。スマートフォンのカメラを利用することで、現場を知らない・専門知識がない社員でもビデオ映像で画面を移しながら指示を受けることで具体的なサポートを受けることができるため、安心して現場作業に取り組むことができます。

2つ目は、現場に足を運んだかのような情報がブラウザ上で360度確認できる『パノラマmemo』です。より正確な物件情報が事前に確認できるため、作業段取りの精度を上げることに成功しています。

パノラマmemo公式サイト

例えば、大掛かりな作業が必要な場合は、協力会社へ事前にパノラマmemoを使用して指示を出すことで、当日の作業をスムーズに実行することができるようになりました。

導入した2つのシステムアプリのおかげで、現在では大阪本社のメンテナンスの大半を女性社員が行っております。

また、家庭との両立やプライベートとの両立ができる様、フレックスタイム制やテレワーク(リモートワーク)も積極的に導入を進めた結果、自由な働き方の実現も可能としています。

まとめ

今後、女性活躍が会社の存命に繋がるということも言われています。

ミズカラ株式会社は、女性は勿論どんな人でも働きやすく、仕事とプライベートの充実を図れる会社を目指してまいります。

 

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