工場ラインや保全の仕事はルーチンワークが多く、毎日繰り返しの点検でわずかな異常を見つけ、危険や不良を未然に防ぎ、滞りなく仕事を行う事が求められます。
これはなかなかに根気と注意力の要る仕事で、それだけに生身の人間がこれを続ければどうしても慣れて業務をこなすだけとなり、その意味は次第に薄れてきます。
だからといって仕事の手間ややることが減るわけではなく、意味が薄れても楽になる訳ではありません。
そもそも「改善」とか「工夫」は、誰かから言われてやるものではなく、毎日の仕事で「やりたくない」事を「やらないで済むにはどうするか」を考えること。
無駄を承知で手間な仕事を続ける努力より、そっちの努力のほうが良くないですか?ということです。
そういうフランクなアイデアは、誰もが常に思っているのですが、話し相手が居ないと忘れられてしまう。
そして毎月改善提案を何件出しなさいというノルマに追われるも、詰めの甘いアイデアは採用されず、月並みな業務報告に終わってしまうこともしばしば。
本来、小さな気付きからアイデアを詰めて改善し、水平展開する仕組みが必要なはずなのに、現実はなかなかそうはなっていません。
そんな時、水処理会社は設備保全のパートナーとして、実はお客様のそんな詰めの甘い現場アイデアを渇望しています。
水処理会社の提案は、お客様からの不便の相談や改善ネタを、いかに安全確実な形で実現できるか?を考えるところから始まります。
アイデアに技術を裏付け、費用を出して提案書にし、採用されれば実際にやってみて、効果を見ます。また、それが業界共通の悩みであれば、似た現場を探して水平展開します。
それこそ、本来の改善活動の意味を実現する、最良の方法ではないかと思うのです。
ぜひ、アイデアが閃いたらお気軽に水処理会社に電話してお話してみてください。雑談から思わぬメリットが出て、無駄な仕事から解放されるかも知れませんよ。