最近、世界的なエネルギー高騰や工場のロックダウンなど、社会情勢が不安定で、物が値上りしたり、酷い場合は手に入らないという事例がでてきました。

大きな機械は元々メーカーと協議して金額や納期を決めますので、前もって段取りができますが、稼働後のメンテ部品は点数が多いものの気軽に買えたり、在庫として手持ちがあったりしてつい見落としがちです。

しかし、部品や消耗品が一つ不足するだけでメンテが成立しない事もあり、故障後に気づいても時すでに遅く、お客様にご迷惑をかける結果となります。

最近はホームセンターにもプロ用材料が置いてあったり、ネットで簡単に手に入ったりしますが、それをアテにすると思わぬ欠品時などに対処が出来ません。

特にネットショップは必ずしも状況をリアルタイムに表示するとは限らず、発注してしばらく経ってから「入荷見込み立ちません」とメールが返ってくるご経験もあるでしょう。

特に現在半導体などを使用した部品はそもそも手に入り辛く、値上げが行われているのでホームセンターやネットショップで購入できる機会も少ないかもしれません。

仮に入手できたとしても模倣品などであった場合、それもまた正常なメンテナンスができるとは言い難いですね。

過去記事
【海賊版にはご注意を!】非メーカー品のリスク

便利な世の中だからこそ、入手ルートによってはハマる落とし穴とも言えますね。

細かい部品といえども、専門商社と付き合いをしておき、見積を取っておいた方が確実です。また値段だけでなく在庫状況を把握している、納期が短いといった複合的な判断で取引することが重要です。

ユーザー様も同様、材料調達の際は、多様な専門商社との付き合いが深い、水処理会社に相談してみては如何でしょうか?

 

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