【工業用水】 運営事業者様向けコンサルタント業務

【工業用水】 運営事業者様向けコンサルタント業務

当社のコストダウンナビをご覧頂き、工業用水の運営事業者様(某自治体様)より、下記の問題解決に向けたご相談をいただきました

①工業用水の新規契約先を増やしたい
②既存契約先の工業用水契約量を増やしたい

各工場では、使用水の再利用や設備の節水化向上などにより、工業用水の使用量が年々減少傾向にあります。

あまりに使用水量が減少すると、契約量の見直し(減量)に繋がり、収益性の悪化ひいては工業用水の安定供給に影響してしまう、と危惧されてのご相談です。

実際、全国的に工業用水の需要は減少傾向にあります。
約2割の工業用水道事業は単年度の経常収支比率が100%未満(赤字)となっているなど経営は厳しい状況にあり、経営改善の取組を進めることが急務となっています。

*参考 -現状と課題を踏まえた今後の工業用水道事業施策について_工業用水道製作小委員会(経済産業省)より引用-
実際、東京都水道局は工場の移転や水の需要低下に伴う料金収益の悪化を原因として2023年3月31日をもって、工業用水道事業廃止を決定しています。

工業用水事業の多くは、「責任使用水量制」をとっており、使用水量ではなく契約量に対して請求が発生しますが、契約水量を使いきれていない企業も多く存在します。

そこで、当社では水の使用合理化を計りながら、工業用水の付加価値を高める提案を行いました。

■水質改善による用途拡大で新たな需要を生み出す
・従来、上水道しか利用できなかったラインにも工業用水を利用できる様、各工場の水質要望に
応じた設備(自家水道システム)の提案

■省コストの手段として工業用水を活用する
・安価な工業用水を濾過することで、水道代金の削減を実現する
特に、契約量>実使用水量の場合には、多額のコストダウンが可能(URL:https://atss.co.jp/cases/)

■水源の二元化を図り、工業用水を防災対策として機能させる
・工業用水を飲用化し、上水道の断水時でも使える様にすることで、B C P対策にも寄与
いずれの提案も当社オンサイト方式を活用することで、初期投資不要で実現可能な内容となっております。
さらに、それぞれの提案に必要な行政への申請書類作成や申請業務も当社で代行実施する為、導入にかかる手間はほとんどかからないこととなります。

今後、工業用水契約社様へ随時ご案内していく予定です。