皆さんは再生可能エネルギーと聞いて、すぐにどういうものかイメージできますか?

おそらく、なんとなくは分かるけれど、具体的にはどういうものが”再生可能エネルギー”なのか分からない
という方が多いのではないでしょうか?

ですが、ピンとこないだけで、実は再生可能エネルギーはあらゆる場面で活躍しています。

例えば、地下水熱は再生可能エネルギーの一つですが設備の冷却・保温などの場面でとても重宝されています。

と、言うことで今回は

◎再生可能エネルギーとは何か?
◎地下水熱の優れたポイント

についてわかりやすくご紹介します!

再生可能ネルギーを利用して高いコストパフォーマンスを実現する

再生可能エネルギーとは何か?

まずはじめにお話するべき事は、再生可能エネルギーとは何かということです。

簡潔に説明しますと、再生可能エネルギーとは
地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギー」のことです。

具体的には、

◎太陽光
◎地熱
◎水力

などのことを指します。

これら再生可能エネルギーの特徴として第一にあげられるのが、とにかくクリーンである、ということ。

暖房時に化石燃料を使用しないので、直接的に地球温暖化の原因となるCO2を排出しませんし、冷房時にも室外機のようなもので排熱しません。

いわば、地球由来の資源を地産地消していると言えるのです。

再生可能エネルギー~地下水熱の優れたポイント~

続いて再生可能エネルギーである、地下水熱の優れたポイントについて詳しく見ていきます。

地下水熱というのは地中熱の中に分類されるエネルギーのことで地下に流れる地下水を利用します。

*どこでも利用できる

地下水熱の優秀な点、一つ目はどこでも利用可能であると言うことです。

その理由は地下熱の特性にあります。季節による地中温度の変化イメージ
画像引用元:https://www.env.go.jp/water/jiban/pamph_gh/full_a_2017.pdf

こちらの図は、地下10メートル以下は温度が一定であることを表したグラフです。

そうです。地下の温度が一定であるため、日本のように四季のある国では非常に大きなメリットになるのです。

地中に水を通すことで冷却することもできれば、温めることもできます。
冬は暖かく夏は涼しく、温度の調整に優れています。

*低コストで運用可能

再生可能エネルギーをうまく使うことで、驚くほどの低コストを実現できます!

年間の冷暖房のランニングコストの比較

画像引用元:https://www.env.go.jp/water/jiban/pamph_gh/full_a_2017.pdf

こちらはボイラーと地中熱を利用した場合の、年間の冷暖房のランニングコストの比較です。
明らかに地中熱を利用した場合の方が、コストが低いですね!

各消雪方法における費用をの比較

参照元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsam/74/1/74_15/_pdf/-char/ja

もう一つ、こちらの表は各消雪方法における費用を比較したものです。

見ていただきたいのは、

◎散水消雪
◎地下水利用ヒートポンプ
◎灯油ボイラー

の3つです。

この3つはいずれも主流の消雪方法ですが、大きな違いがあります。

それは再生可能か?と言うポイントです。

散水消雪と灯油ボイラーはどちらも再生することができず、一度使えばそれっきりです。
しかも、地球温暖化につながるCO2も発生させてしまいます。
また、灯油ボイラーは化石燃料を使用するため、多大なコストが発生します。

反対に、地下水熱利用ヒートポンプはと言うと、ポンプの中に地下水を通し地下水の熱を利用するため、再生可能です。
また、CO2も発生させません。

再生可能であるため、コストを抑えながら環境にも優しいと言うわけです。

地下水熱の利用はメリットが非常に大きい

最後になりますが、地下水熱は見れば見るほどメリットが多いことに気がつきます。

地下水熱利用のメリットをまとめると、

◎冷暖房にかかるコストの大幅削減
◎環境に優しい
◎再生利用可能

省エネやエコに注力されている場合は、是非、注目したい再生可能な資源の一つですね!

水を中心としたコストダウンと省力化と防災対策

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